「だんらんの家」は一日の最大利用定員が10名までの小規模デイサービスです。
民家を改装したアットホームな施設を全国各地(東京、千葉、埼玉、神奈川、山梨、栃木、福島、新潟、静岡、愛知、岐阜、石川、大阪、滋賀、兵庫、奈良、三重、岡山、長崎、福岡、大分/24年4月時点)に展開しています。
介護職員、 生活相談員、 機能訓練指導員、 施設管理者、 送迎ドライバーなどの正社員およびパートの職員を募集しています。ぜひ、求人情報をご覧ください。
令和3年度介護労働実態調査からわかる「介護のお仕事」のイマ
介護の現場で働く人々の環境を把握するため毎年実施されている調査からは、介護業界全体の大きな流れを知ることができます。
介護労働安定センターによる「令和3年度 介護労働実態調査」の結果にもとづき、介護のお仕事のイマを解説します。
介護未経験で介護の仕事に就きたい人、すでに介護の仕事をしていて転職を検討している人は、調査結果のポイントをチェックしておくと介護業界の今後の動向をつかめます。
転職・就職活動にぜひお役立てください。
以前続く介護現場の人材不足
介護現場の慢性的な人手不足はよく耳にします。当調査でも「人材が足りない」と感じている介護事業所は前年を上回り63.0%という数字になりました。
職種別にみると特に訪問介護員の不足が80.6%で最も高く、次いで介護職員が64.4%です。
人材不足をカバーする層として期待されるのが65歳以上の高年齢労働者の存在です。
「65歳以上の労働者がいる」と回答した介護事業所は68.0%。職種別に見ると介護職員がもっとも多く、訪問介護員、看護職員と続きます。
介護業界は、高齢者にとって利用する場だけでなく、働く場の選択肢のひとつになりつつあるようです。
離職率はピーク時の約3分の2まで低下
注目ポイントは、人材不足は続いているものの、離職率は平成19年をピークに低下傾向にある点です。
離職率(訪問介護員、介護職員)は前年を下回り14.3%で、ピーク時の約3分の2まで低下しています。
勤続意欲についてたずねた質問でも「今の勤務先で働き続けたい」と回答した労働者の割合は61.2%で5 年連続して前年を上回っています。
加速する高齢化社会に介護の仕事はなくてはならない仕事です。
国や自治体のほか、働く職員の環境改善に積極的に取り組む介護事業所の取組みの成果が出ているのかもしれません。
事務作業の削減に役立つICT活用
手書きなどアナログな仕事のやり方が多くを占めていた介護業界も少しずつ変化しています。
「パソコンで利用者情報(ケアプラン、介護記録等)を共有している」と回答した 介護事業所は52.8%で、前年の 50.4%から上昇しました。ICTの活用は着々と進んでいます。
ICTの活用について通所型の介護施設での実例をご紹介します。
一日の最大利用定員10名の小規模デイサービス「だんらんの家」ではデイサービスの現場に特化した業務支援ソフトを導入し、日々の運営や必要な書類作成に活用しています。
介護現場に一台、施設管理者に一台のタブレット端末が常備され、その日の利用者様と勤務するスタッフ、一日のスケジュールなど運営に必要な情報がデータで共有されています。
介護サービス記録を入力すると、介護保険請求などその他の書類にも自動的に入力されるしくみで事務作業が大幅に削減し、介護業務により専念できる環境を生み出しています。
就職活動でも働きやすい職場選びが大事
人材不足の課題は依然あるものの、離職率の低下や勤続意欲の向上から働きやすい職場へと一歩進んだ介護業界が見えてきました。
労働調査でのポイントを参考に、興味をもっている介護事業所が働きやすい職場であるかチェックすることも大切です。
ICT活用の事例で紹介したデイサービス「だんらんの家」も、働く職員がやりがいをもって仕事に取り組めるよう、積極的に職場改善に取り組む介護事業所のひとつです。
「だんらんの家」は一軒家を改装したアットホームなデイサービス施設で、利用者様の個性を尊重した介護サービスを提供しています。
介護職員、生活相談員、機能訓練指導員、施設管理者、送迎ドライバーなど、さまざまな職種の募集があり、介護未経験の人や他の介護施設から転職してきた職員も多数活躍しています。
「だんらんの家」の職員インタビューはこちらからもご覧いただけます。
参考)介護労働安定センター「令和3年度 介護労働実態調査」
http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/2022r01_chousa_kekka_gaiyou_0822.pdf
http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/2022r01_cw_genjou.pdf