「だんらんの家」は一日の最大利用定員が10名までの小規模デイサービスです。
民家を改装したアットホームな施設を全国各地(東京、千葉、埼玉、神奈川、山梨、栃木、福島、新潟、静岡、愛知、岐阜、石川、大阪、滋賀、兵庫、奈良、三重、岡山、長崎、福岡、大分/24年4月時点)に展開しています。
介護職員、 生活相談員、 機能訓練指導員、 施設管理者、 送迎ドライバーなどの正社員およびパートの職員を募集しています。ぜひ、求人情報をご覧ください。
介護サービス提供の立場から考える「ケアマネジメントサイクル」とは?前編
介護施設で介護職員や生活相談員として働く際には、「ケアマネジメントサイクル」を理解し実践することが大切です。介護サービスを提供する側からの視点を中心に、「ケアマネジメントサイクル」について解説します。
ケアマネジメントサイクルとは?
「ケアマネジメント」とは介護を必要としている人に対して、現在の生活状況や健康状態を考慮し、住み慣れた地域で自分らしく生活を送るため、多様な介護サービスを組み合わせたケアプランを提供することです。
さらに、サービスの利用計画から実施、評価を通じてよりよい介護サービスを実現するためのPDCAサイクルを加えた概念が、「ケアマネジメントサイクル」です。
・PLAN(計画)
一般的にはケアマネージャーが利用者様やご家族と面談し、利用者様が自立するうえでの課題やニーズをヒアリングし、個別のケアプランを作成します。
事業所の管理者や生活相談員も利用者様やご家族と面談し、ご利用者様の状況を確認したうえで、ケアプランをもとに通所介護計画を作成し、ご利用者様やご家族と共有します。また、事業所内ではスタッフと計画内容を共有します。
・DO(実施)
ケアマネージャーと介護サービス提供者が連携し、ケアプラン・通所介護計画にもとづいた介護サービスを提供します。
・CHECK(評価)、ACT(見直し)
利用者様の体調や周囲の環境は変化していきます。必要となるサービスも変わっていくため、定期的にモニタリング(評価)を行い、ケアプランや通所介護計画を見直し、利用者の状況やニーズに合わせて柔軟に調整します。
ケアマネジメントサイクルにおけるケアマネージャーと介護サービス提供者の役割の違い
ケアマネージャーは利用者様の状況やニーズ、課題を加味したケアプランを作成し、最適な介護サービスの実施を促します。
一方、介護サービス提供者はケアプランに基づいて介護計画を作成し、介護サービスを提供すると同時に、利用者様の心身の状態やケアプランの適切性を観察して、ケアマネージャーに報告する役割を担います。
ケアマネージャーと介護サービス提供者の連携により、利用者様に対して総合的なケアを提供することができるのです。
「だんらんの家」のケアマネジメントサイクル社内チェック体制
一日の最大利用定員が10名の小規模デイサービス「だんらんの家」では、ケアマネジメントサイクルの実施を念頭に日々の業務を行っています。
・利用者様ひとりひとりをきめ細かく観察
利用者様が10名の場合、3~4名のスタッフが対応し、利用者様とのコミュニケーションを大事にしています。利用者やご家族の要望や意見をしっかりと受け止め、利用者様が安心して過ごせる環境を整えています。
・多様なサービスの提供
利用者様の多様なニーズに応えるため、食事や入浴の介助から幅広いレクリエーションや地域イベントへの参加などさまざまなサービスを提供しています。利用者様の興味や希望に合わせた介護サービスにより、生活の質の向上につなげます。
デイサービス「だんらんの家」では、正しいケアマネジメントサイクルを実践することで、利用者様のニーズを適切に把握し、柔軟に対応することを目指しています。
利用者様に合わせた丁寧な介護をしたい方は、ぜひ「だんらんの家」で働いてみませんか?
「だんらんの家」は一軒家を改装したデイサービス施設で、おもてなしの心を大事にした介護サービスを提供しています。
また、タブレット端末を活用したスケジュール管理などのデジタル化にも積極的に取り組み、職員が長く、やりがいをもって働くことができる職場環境を整えています。
介護職員、生活相談員、機能訓練指導員、送迎ドライバー、施設管理者など介護職の正社員・パートの求人を探している方、転職を検討している方はぜひ詳しい情報をご覧ください。
続く後編では、「だんらんの家」での実例を交えながら、ケアマネジメントサイクルのモニタリング体制についてご紹介します。