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働くならデイサービス?令和6年度介護報酬改定の効果検証調査から見えてくる安定感と課題

介護業界での転職を考えるとき、働きやすさで候補に上がるのが「デイサービス(通所介護)」ではないでしょうか。 介護職でも日中の通いの業務で働ける、利用者との距離も近い、そんな印象がありますが実際のところはどうなのでしょう。

厚生労働省が公表した「令和6年度介護報酬改定の効果検証調査」では、地域密着型通所介護の働きやすさや経営の安定性が注目されています。本記事では、その調査結果から見えてきた“デイサービスで働く魅力”と“今後の課題”を分かりやすく解説します。

離職率の低さに注目!地域密着型通所介護の安定感

厚生労働省の調査結果によると、地域密着型通所介護の事業所では、離職者の割合が他サービスに比べて低いことが分かります。これは職員の定着率が高く、長く働きやすい環境が整っていることを示しています。

さらに職員の年齢層を見ても、60歳以上のベテランから若手まで幅広い世代が活躍しており、「年齢やキャリアを問わず働ける場」であることがうかがえます。

実際、利用者や地域との関係が深いデイサービスでは、スタッフ同士の連携が強く、温かい雰囲気の職場が多い傾向にあります。 こうした「人間関係の良さ」が、離職率の低さを支える大きな要因といえるでしょう。

報酬改定で追い風?進む経営の安定化

令和6年度の介護報酬改定では、地域の実情や事業規模を踏まえた「持続可能なサービス提供体制の強化」がテーマに掲げられました。この方針により、地域密着型の通所介護事業所に対して、制度的な支援が強化されています。

利用者とのつながりが深い小規模事業所が多い通所介護にとって、報酬面での安定は経営にも直結します。 結果として、職員の待遇や勤務環境が整いやすくなり、「働きやすさ」と「経営の安定」が両立しやすい職場構造が生まれています。

また、デイサービスは日帰り型の支援が中心で、重度ケアの比率も比較的低め。 介護職の中でも身体的・精神的な負担が少ない働き方として人気を集めています。

小規模デイサービスの課題

安定感がある一方で、課題もあります。 調査では、小規模事業所ほど人員配置に余裕がなく、職員一人あたりの業務負担が大きくなる傾向が指摘されています。

また、60代以上の職員が多いことは強みでもありますが、今後の世代交代や若手人材の確保という点ではリスクにもなり得ます。 実際、「将来的に人材不足が懸念される」という声も挙がっています。

さらに、近年は通所介護にも「重度化」「複合型サービス」への対応が求められており、 訪問系サービスとの連携や医療的ケアの知識を求められる場面が増加しています。対応のためには、 職員一人ひとりがスキルアップを続ける必要があります。

有力な選択肢「介護で働くならデイサービス」

こうした調査結果を踏まえると、デイサービスは介護職の中でも安定して働ける職場として非常に魅力的です。

  • 離職率が低く、長期的に働きやすい
  • 経営が安定しており、待遇面も整いやすい
  • 日勤中心でワークライフバランスを取りやすい

といった要素が揃っています。

ただし、施設によって環境や方針は大きく異なります。 転職を考える際は、「職員数」「シフト体制」「資格支援制度」「平均勤続年数」などを確認し、 自分のライフスタイルやキャリアに合った職場を選ぶことが大切です。

まとめ

デイサービスは、令和6年度の介護報酬改定によって制度的な支援を受けやすくなり、 職員の定着率や経営の安定性という点で注目が集まっています。

“日勤が中心で、人との関わりを大切にできる介護の現場”を探している方にとって、 デイサービスはまさにその理想に近い職場といえるでしょう。

これから介護の仕事を始めたい方、環境を変えて長く働きたい方は、 ぜひ「地域密着型通所介護」の現場に目を向けてみてください。

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