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デイサービスの利用者ってどんな人?要介護者のニーズを学ぼう

デイサービスを利用する高齢者とは、どのような方々なのでしょう。介護認定の条件、どのようなサービスを求めているのかなどを、デイサービスで働く介護職の立場から考えてみましょう。

■デイサービスを利用するには要介護認定が必要

「隣のおうちのおばあちゃんがデイサービスに通っているよう。まだまだ元気に見えるけれど…」と感じた経験はありませんか? 

デイサービスを利用できるのは要介護1以上の認定を受けた65歳以上の高齢者です。

要介護認定とは、必要とされる介護度を数値化したもので、要支援1・2または要介護1~5の7段階に区分されます。要介護の手前、要支援ではデイサービス利用の対象とはなりません。

送迎が前提のデイサービスを利用する高齢者は要介護度1の方が多く、日常生活は送れるものの

・歩くときに不安定になる場合がある
・トイレや入浴に一部、手助けが必要
・理解力の低下が見られる

などの理由からサポートが必要とされる方々です。

■目的は生活の質(QOL)の向上 

「QOL」という言葉を聞いたことがありますか? 「QOL」とはクオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life)の略称で「生活の質」という意味で使われます。

デイサービスは利用者のQOL向上を目的とした施設であり、以下のようなニーズがあります。

・入浴やトイレなど日常生活のサポート
・栄養バランスのとれた食事
・身体機能を維持するための機能訓練
・他の利用者やスタッフとのコミュニケーション

共働き世帯も多い現在、家族と同居する要介護の高齢者であっても、充分なサポートを受けられるとは限りません。現役世代である家族にも、それぞれ仕事、育児、家事などがあります。高齢者のQOLを保つためのケアやサポートをしたり、一緒に過ごす時間も限られてしまいます。

そこで、食事や入浴などの日常生活のサポート、四季を感じながらの散歩、レクリエーションや機能訓練といった心身を健やかに保つケアの一端を、家族に代わって担うのがデイサービスの役割といえます。

■高齢者の社会とのつながりや暮らしを支える 

高齢者は、ひとりで外出するのが難しくなると引きこもりがちになり、「今日は誰とも話さなかった」など社会とのつながりが希薄になる場合があります。

デイサービスでの、施設スタッフや他の利用者との関わりは、高齢者の社会的な交流を支えコミュニケーション能力の維持につながります。また、機能訓練を通じてできることが増え、失われつつあった自信や、自分らしさを取り戻すきっかけになることもあるのです。

デイサービスのなかでも小規模な施設「だんらんの家」は「みんなで過ごす大きな家族」をスローガンに、利用者様のQOL向上のため、日々サービスを提供しています。

民家を改装したくつろぎのおうち空間で、最大でも10名の利用者様をケアする地域密着型のデイサービスは、人の役に立つ実感を得られるやりがいのある職場です。「だんらんの家」に興味をもたれた方は採用ページもぜひご覧ください。

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