
「だんらんの家」は一日の最大利用定員が10名までの小規模デイサービスです。
民家を改装したアットホームな施設を全国各地(東京、千葉、埼玉、神奈川、山梨、栃木、福島、新潟、静岡、愛知、岐阜、石川、大阪、滋賀、兵庫、奈良、三重、岡山、長崎、福岡、大分/24年4月時点)に展開しています。
介護職員、 生活相談員、 機能訓練指導員、 施設管理者、 送迎ドライバーなどの正社員およびパートの職員を募集しています。ぜひ、求人情報をご覧ください。
「介護に関する入門的研修」3日目、介護サービス利用者の多くを占める認知症について学んでいます。BPSDとも呼ばれる認知症の行動・心理症状のなかでも、介護者にとって大きなストレスになる物盗られ妄想や不潔行為。認知症対応型デイサービスなどプロのサポートで解決につながることがわかり少し安心しました。
今回は、介護サービスにおける認知症利用者とのコミュニケーションについての知識です。先日デイサービスだんらんの家の1日体験に行きました。全員が軽度の認知症、という利用者の皆さんはとても穏やかでしたが、介護研修で聞いた「心がけ」が徹底されているからなのだ!と思いあたりました。
「デイサービスや介護施設にはたくさんの認知症の方がいらっしゃいます。認知症の支援にあたっては、コミュニケーションの取り方や対応の仕方を理解しておく必用があります。
認知症にいろいろな症状があることはお話しましたが、まず本人の特性を知ることが大事です。そしてすごく大事なのが、かならず正面から声をかけること。顔を見て話しかけないとダメです。
認知症でもすべての能力が失われるわけではありません。認知症が進んでいる方でも、感情や雰囲気はバッチリ伝わってしまうんですよ。何を話すかよりもどう話すかが大切で、なるべく「聞いてもらえる」という感覚を持って欲しいから、僕は5分でも10分でも待ちます。
あたりまえのことですけどね、目を合わせて柔らかい表情でゆっくり話しかけましょう。以前実習生さんに座って話してください、と言ったら職員が忙しく動き回ってるのを見て「座って話していいんですか」と聞かれました。座ってる方と話すなら、座った方が自然ですよね。やさしく、ゆっくりがポイントだと知っておいてください。」
「認知症の人への対応、大事な3つの「ない」があります。「1.驚かせない2.急がせない3.自尊心を傷つけない。」特に自尊心は大切です。バカにされた、という感覚は失われないんですよ。
ポイントを具体的に言うと、声をかけるときは一人で、正面から。見守る気持ちで、心と時間に余裕をもって対応する。目線を合わせてやさしく、はっきりした口調で。相手の言葉にしっかり耳を傾ける。
僕は「相手の世界に入る」がキーワードだと思ってます。介護の仕事をするうちに身についていきますよ。」
じっくりゆっくりが大切なんですね。
研修を受けた後、東京都の介護チャレンジ体験プログラムを利用して、とあるデイサービスの見学に行ってきました。当日の利用者さんは18名ほど。明るく優しいスタッフの方々が、テンポよく利用者さんのお世話をしていて快適なデイサービスだな、気持ちよく働けそうな職場だな、と感じました。
ですが、後日最大10名の利用者さんに対応するだんらんの家を見学して、施設によってかなりやり方が違うのだとビックリ。お茶の時間、大きめのダイニングテーブルを囲んだ利用者さんが、飲み物のメニュー表から自分が飲みたい物を選ばれていました。
ポットを手に「お茶まだある?」とコップについでまわるのがよくないサービスだとは全く思いません。ですが、一人ひとり飲み物を選んでもらい、色とりどりの好みのドリンクが並ぶ光景の方がいいなぁと思いました。
目線を合わせてお話をして、それぞれに合わせた支援をする。介護の仕事だからといって、特別なことのように構える必要はないのだな、と思います。
次回は認知症の人と家族のかかわり方の話です。レスパイトケアなど、家族を支える介護サービスや「認知症サポーター養成講座」といった地域のサポートについてご紹介します。
「だんらんの家」は一日の最大利用定員が10名までの小規模デイサービスです。
民家を改装したアットホームな施設を全国各地(東京、千葉、埼玉、神奈川、山梨、栃木、福島、新潟、静岡、愛知、岐阜、石川、大阪、滋賀、兵庫、奈良、三重、岡山、長崎、福岡、大分/24年4月時点)に展開しています。
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