パートから施設管理者を経て、スーパーバイザー職へキャリアアップ
大学卒業後、約10年間、障がい児領域を専門にしたフリーランスの音楽療法士として活動していました。10年という節目に、音楽療法をもっと広く社会に浸透させる新たな挑戦として、高齢者向けの音楽療法の経験を積みたいという思いが湧きました。
ただ、当時の介護施設では音楽療法士1人に対して30〜50人といった大人数を相手に実施するケースが多かったんです。利用者様一人ひとりの個別の変化やニーズに応えるためには、小規模で音楽療法を実施できる介護施設であることが必要だと考え、見つけたのが一日に最大10名の利用者様を受け入れるデイサービス「だんらんの家」でした。
ステップアップを図るために介護業界に飛び込んだものの、介護現場で音楽療法を広めるためには、介護の基礎知識や介護保険の仕組みなどを理解しないと始まらないという点に早々に気づいて…。
まずは、介護スキルや介護業界の仕組みの習得を主軸に置いて、パートの介護職員からスタートし、生活相談員、施設管理者として経験を積み、現在はスーパーバイザーの仕事をしています。