齋藤 正美 さいとう まさみ
だんらんの家あきしま郷地・生活相談員・シニアチェアヨガインストラクター
2015年12月入社
未経験・無資格で介護業界へ転職してもうすぐ6年。経理業務、飲食店勤務を経て、一番やりがいを感じている仕事です。
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父の病気を経験して介護についてもっと知りたくなった
飲食店での仕事をしながら、父の病気で介護を経験しました。やってみるとわからないことがたくさん。仕事として介護に携われば、疑問が解消できるのでは?と思ったのが転職のきっかけです。
正社員での就職を条件にネットで介護業界の転職先を探していて、だんらんの家に目が留まりました。働いている人の印象がとても良くて、資格なしでも応募OK。さらには、当時の自宅にとても近かったんです。転居後も、ずっとあきしま郷地。居心地がいいので、異動したいと思ったことはないです(笑)
腰痛解消のためのヨガを高齢者向けに学びなおし
介護の仕事を始めてから、慣れないせいもあってか腰痛になってしまって。筋力・体力をつけようとヨガを始めました。すると寒い時期に悩まされるギックリ腰が解消!それを見ていた管理者が「ほんとに体にいいんだね、利用者様の前でやってみる?」と言ってくれたんです。
最初は、本来立ってやるヨガを高齢者向けにアレンジして、プログラムを組んでいました。でも利用者様の身体によくない動作があってはいけないと思い、シニア向けのヨガを学ぶ学校に行きました。座って行う前提のチェアヨガは効果が違うこと、呼吸法や高齢者の身体の特徴などを知って安全度が上がり安心して指導しています。
今では週1回、ほぼ全員の方が参加できるイベントに定着しました。身体機能への作用もありますが、精神的な安定の効果を強く感じますね。大声が出てしまう方がいらして、一緒にできるのかな?と思いながら瞑想にお誘いしたんです。目を閉じて自分の呼吸を数えるのですが、かなり長い時間集中していらして驚きました。ヨガは、認知症の方にも心身を穏やかにする効果があると思います。
民家改造型、10名の少人数だから感じられるやりがい
デイサービスの仕事をしていて、とてもやりがいを感じるのは、利用者様の言葉や変化です。89歳で一人暮らしの女性の利用者様には「ここに来ているおかげで生きていける」と言っていただきました。「一人でいてもボーっとしているだけだし、食事もいい加減。だんらんの家に来れば、栄養のある食事と手作りのおやつを出してもらって、しゃべる相手がいるから刺激になる」と。
もうお一人。認知症の女性と二人暮らしの娘さんから、長い感謝のお手紙をいただきました。「仕事で帰宅が遅くなりがち。ある日、帰宅したら母が洗濯をして全て干してくれていた。自分から家事をすることはできなくなっていたのに、デイサービスの効果はすごい。感動した。」
利用者様には機能訓練を兼ね、食器洗いや洗濯物干しなどを手伝っていただきます。他に簡単な計算などの脳トレをすることもあるのですが、この方はご自宅でももっと脳トレがしたいからと、算数ドリルや漢字ドリルを買ってきて、と頼まれたそうです。
最大10名の小規模、民家改造型のデイサービスだからできる、利用者様の生活や経験に合わせたきめ細かい対応が良い効果を生んでいると感じます。
誰かのためにつくせる人なら、誰でもできる介護の仕事
同僚でとても尊敬している方がいます。67歳の女性で、介護技術はもちろん人としての利用者様への接し方が素晴らしいんです。いつも明るく元気、力まず自然体で人のためにつくす方。同僚の私も、ふと会いたいな、と思う魅力があります。
あきしま郷地には、63歳の男性職員もいらっしゃいます。介護・デイサービスは、年齢、性別、資格の有無を問わず、コミュニケーションをとって相手のニーズをくみ取ろうとする気持ちがあれば、誰でもチャレンジできるお仕事だと思います。
自分自身の今後の目標は、接遇のスキルアップ。介護技術は、経験である程度身についたと感じますが、声かけなどのコミュニケーションはまだまだ…先輩方から学びながら、成長していきたいと思っています。
また、機能訓練の指導員の資格や、音楽が癒しになりそうなフラダンスにも興味があるので、いろいろな資格に挑戦してステップアップを目指すつもりです。
齋藤 正美
だんらんの家あきしま郷地・生活相談員・シニアチェアヨガインストラクター
鈴木 豊
だんらんの家習志野事業所 生活相談員・介護職員
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