デイサービス運営のゴールから物事を考えよう|だんらんの家本部役員からのメッセージ

デイサービスだんらんの家は、直営店、フランチャイズを合わせ全国に200店舗を展開しています。安定した運営をサポートしているのが、日本介護事業株式会社（本社：東京都墨田区）です。

本部では、各事業所の事業計画はもちろん、働く職員に対する人材育成研修（自己啓発・人格形成・経営者意識の確立・理念とクレドの明確化・モチベ－ション・数値管理・マネ－ジメント等）などの支援を行っています。

今回は、加盟店向けに毎月発行されている情報誌「だんらん日和」に掲載された取締役本部長の桑原さんのメッセージをご紹介します。

社会的な意義の高い介護職ですが、仕事を通じて何を実現したいのかというそれぞれの「ゴール」をイメージしよう、というお話です。

「ゴールから物事を考える」～志事を通じて心の財産を築く～

日本介護事業株式会社　取締役本部長　桑原誠

日頃よりだんらんの家の運営にご尽力賜り、厚く御礼申し上げます。

今回私がコラムを担当させていただくこととなりましたが、私が社内や臨店の際に常に皆さんにお伝えしている内容について記させていただきます。

それは、「ゴールから物事を考える」ということです。

臨店では特に稼働や人件費などの数字のゴールをお話しすることが多いですが、重要なことはそれだけではありません。むしろ、上記の数字というものはあくまで目標であり、その目標とは目的を達成させるためにあるものです。

ではその目標の先にある目的は何かというと「どんな会社を作りたいか」や「どんな事業所を作りたいか」であり、その目的を達成させるために前述の目標が必要ということになります。

ちなみに、個人になると「自分がどうありたいか」「どんな人生を送りたいか」ということになり、自分自身のあるべき姿や信念をゴールに見据えることが大切だと考えています。

私が本当に皆さんに伝えたいのは、「志事を通じて、自分の望む生き方を実現してほしい」ということです。

だんらんの家で働くことが単なる職務の遂行ではなく、利他の心で目の前の利用者さまに接し、利用者さまお一人お一人の笑顔が満ちあふれていくことが自分の喜びであり、自分の人生そのものを豊かにし、自分の幸せな時間であってほしいと考えています。

但し、人生には、思い通りにならないことや困難も数多くあります。けれども、自分が心から望むゴールを明確にしていれば、どんな困難も「そこへ至るためのプロセス（努力）」として受け止め、乗り越える力が湧いてきます。

逆境や苦境を乗り越えていく過程で、人との関わりや出会いや経験が自分を成長させ、心の財産を築いてくれます。

私は常に、「自分と関わった人が成長してくれることや幸せをかんじてくれることが、自分の喜び」だと感じています。

皆さんがだんらんの家での志事を通じて、自分の望む生き方を実現し、幸せになるご支援をさせていただいていると考えています。

そして、その幸せが、きっと利用者さま・ご家族・ケアマネジャー、さらには地域の笑顔につながると信じています。

皆さんが設定したゴールへの一歩一歩が、自分を含め、自分の周りにいる誰かの未来をつくっていき、その姿が、きっと誰かの勇気になっていきます。

「だんらんの家を運営していることが私の幸せ」「だんらんの家で働くことが私の幸せ」と思っていただけるよう、私を含め本部スタッフも尽力していく所存です。

それぞれのゴールに向かって明るく前向きに歩んでいきましょう。

最後となりますが、皆さんの温かな日々の努力に、心から感謝申し上げます。
そして、皆さんの人生が幸福であるよう心より祈念申し上げます。

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「だんらんの家」は一日の最大利用定員が10名までの小規模デイサービスです。

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