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諦めちゃダメ!若年性認知症でも仕事を続ける方法~50代からの介護研修体験記⑫

(介護研修3日目-5)

「介護に関する入門的研修」の3日目、「認知症の理解」の中でも特にしんみりしてしまった若年性認知症のお話です。50代後半の自分にとって、世代的に他人事ではありません。若年性認知症になってしまった辛さを想像すると同時に、希望を感じられるサポートのお話も聞けました。

若年性認知症への支援体制

厚生労働省の2020年(令和2年)の若年性認知症実態調査によれば、若年性認知症を発症している人の数は3.57万人と推計されています。

若年性認知症は、65歳未満で認知症を発症した方をさします。講師が関わった人で一番若い発症が38歳。仕事や家族…不安や悩みはリタイヤ世代とは比べ物にならないことでしょう。とても厳しい状況ですが、適切な支援で仕事を続けられるケースが増えているそうです。

若年性認知症でも仕事を続けられる

認知症サポートの専門家につながるのが大切

認知症は最初に本人や家族が気づくそうです。若年性認知症実態調査によれば、最初に気づいた症状は「もの忘れ」(66.6%)「職場や家事などでのミス」(38.8%)「怒りっぽくなった」(23.2%)。…めちゃくちゃストレスを感じそうな症状ですよね。気が滅入ります。

約6割が発症時点で就業→そのうち約7割が退職というデータもあります。今回の、会社との交渉や工夫で雇用継続の可能性があるというお話は大きな希望になると感じました。

若年性認知症になっても、絶望する必要はないんですね。仕事をしたり、社会と関わりながらその人らしく生きていくことができるはずです。つくづく経験を積んだ介護や福祉の窓口につながる大切さを実感しました。

「認知症の理解」まだまだ続きます(笑)次回は、実践例を交えた具体的な認知症への対応のお話です。

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