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介護の記録や管理はタブレットで楽ちん!デイサービスのデジタル化の現在

介護システムタブレット

人手不足の介護現場では、さまざまなIT化、デジタル化がすすんでいます。今回は小規模デイサービスだんらんの家で実際に利用しているICTシステムをご紹介しましょう。

「介護の仕事で人と接するのは好きだけど、デジタルは苦手…」と警戒している方いませんか?実際のタブレットでの入力の様子を見たら、そんな心配はなくなりますよ!

介護現場の使い勝手を意識した共同開発ソフトウェア

先日デイサービスだんらんの家に職場見学に行き、タブレットでの記録や管理を見せてもらいました。

使っているのは地域密着型通所介護に特化し、ソフトウェア開発会社と共同開発した記録・請求システム「リンケア21地域密着・通所」。「誰が、誰に、何をしたか」をタブレット端末にタップ入力するだけで記録作成は完結し、請求データまでワンストップで移行可能なソフトです。

だんらんの家では、2017年より試験的な導入を経て一斉の運用を開始しました。「タブレット操作が苦手な人はどうするのだろう…」と思っていたのですが、実際触ってみるととても簡単!記録だけでなく、利用者さんごとの「やることリスト」にもなっていて、抜け漏れのないサービス提供ができると感じました。

デイサービスで提供するサービスは、利用者さんごとに「計画」があります。入浴や機能訓練などのサービスを完了するごとにタップして「済」にできるので、確実に管理ができます。

システム利用のメリットを聞いてみると、日々の記録だけでなく膨大な書類仕事を無くしてくれるツールだということもわかりました。

「以前には、血圧を測ったらいくつかの書類に数値を手書きで書いたりしてたんですよ。もうこの仕組みナシで運営するなんて考えられません」

導入経緯に関する過去記事はこちらから
事務作業が大幅減!デイサービス「だんらんの家」ICT化の取組み
https://recruit.danrannoie.com/blog/news/964/

シンプル操作で誰でも介護サービスの記録ができる

画面の一番左側には在籍するスタッフの氏名があります。出勤、退勤、休憩の記録もできるようになっていますね。その右側には「本日のご利用者様」の一覧があり、誰が記録をしたかもセットで記録されるようです。

利用者を選択することで、当日提供する予定のサービスがアイコンで表示され「済」と「予」のマークで完了したことと、未対応のサービスの違いが一目で判別できました。うーん、わかりやすい!直感的な操作で使いこなせそうです。

サービスを確実に記録する、という大切な機能はもちろんですが「今日はこんな発言をされていた」などのプラスアルファの記録もできます。必要に応じ、スタッフ同士やご家族への共有にも役立つとのことでした。

だんらんの家は最大10名という小規模なデイサービスでスタッフ数も比較的少なく、口頭でのコミュニケーションもしやすい環境です。しかし、ITツールを使うことでよりきめ細かい対応ができる、と感じました。

介護の仕事をするなら、記録や書類仕事に時間をとられず、余裕のある介護ができる事業所がいいですよね。介護事業所に見学に行った際は、ITツールやデジタル化による管理がどのくらい定着しているか、使いやすいシステムかどうかをぜひ確認してみてください。

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「だんらんの家」は一日の最大利用定員が10名までの小規模デイサービスです。

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