「だんらんの家」は一日の最大利用定員が10名までの小規模デイサービスです。
民家を改装したアットホームな施設を全国各地(東京、千葉、埼玉、神奈川、山梨、栃木、福島、新潟、静岡、愛知、岐阜、石川、大阪、滋賀、兵庫、奈良、三重、岡山、長崎、福岡、大分/24年4月時点)に展開しています。
介護職員、 生活相談員、 機能訓練指導員、 施設管理者、 送迎ドライバーなどの正社員およびパートの職員を募集しています。ぜひ、求人情報をご覧ください。
無資格&未経験で介護研修に挑戦!~50代からの介護研修体験記①
自治体が実施している無料の「介護に関する入門的研修」を受講した50代後半女性ライターMが、受講の体験談レポートを連載でお届けします!
1日目の「介護に関する基礎知識」を受講してみて「介護の仕事に興味はあるけれど、自分にできるか自信がない」と思っている方にピッタリの研修だと感じました。この体験レポートで介護に関する入門的研修でどんなことがわかるのかお伝えできれば幸いです。
介護研修に興味をもったきっかけ
50代以上で特別な資格なし、未経験でもこれから挑戦して活躍できそうな仕事は何だろう?と考えたとき、「介護職」が真っ先に頭に浮かびました。
介護業界の人手不足が、よくニュースになっています。令和4年の有効求人倍率は、全職業計1.03に対し介護関係職種では3.65と3倍以上。介護に関わる仕事なら中高年でも就職できそうではありませんか!
デイサービスで働くスタッフインタビューなどで「楽しい」とおっしゃる介護職の方々のお話に触れ、介護の仕事に興味を持ってはいたものの、今の仕事はWEBライター。
もう少し介護の仕事について詳しく知りたいけど、介護職員初任者研修を受けに行くのはお金も時間もかかるしな…と思っていたら無料の「介護に関する入門的研修」なるものを発見しました。
介護に関する入門的研修とは?
厚生労働省の資料によれば「介護に関する入門的研修」の目的は、「介護に関心を持つ介護未経験者に対して、介護の業務に携わる上での不安を払拭するため、基本的な知識を研修することにより、介護分野への参入を促進する」とあります。
研修の実施主体は都道府県や市区町村で、1~6日で設定された講座を全て受講すると修了証明書が発行されます。(自治体によっては2000円程度の資料代がかかるようですが、ほとんど無料です!)
介護に関する入門的研修の申込方法
私が今回受講している文京区のR6年度「介護に関する入門的研修」は、2024年10月5日~11月16日の土曜日、5回の日程です。文京区のWEBサイトに申込窓口の案内があり、メールで申し込みをしました。
応募資格を見ると「介護の仕事に興味のある方。性別・年齢不問。原則5日間の研修に参加できる方。文京区外にお住いの方も参加可能」となっています。
研修開催については、けっこう自治体によって温度差があるようで、大田区の事業所からいらした講師は「残念ながら大田区ではやってないんですよ」とおっしゃっていました。
厚生労働省のサイトにある「令和6年度介護に関する入門的研修実施予定(自治体独自研修)」を見ると…あら、文京区が載ってない!近隣を含む自治体のWEBサイトを探してみるといいかもしれませんね。
介護に関する入門的研修のカリキュラム
公益社団法人長寿社会文化協会が実施する、文京区の介護に関する入門的研修のカリキュラムは下記の通りです。
<入門的研修カリキュラム21時間>
介護に関する基礎知識 | 1.5時間 |
介護の基本 | 1.5時間 |
基本的な介護の方法 | 10時間 |
認知症の理解 | 4時間 |
障害の理解 | 2時間 |
介護における安全確保 | 2時間 |
初日はオリエンテーションから基礎講座(介護に関する基礎知識・介護の基本)、入門講座(基本的な介護の方法)の計4時間の講義でしたが、面白くてアッという間でした。次回、現役介護士さんによる楽しく興味深いお話をご紹介します!