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デイサービスのレクリエーション研究!レクの役割と種類をチェック~前編

介護施設のなかでも、特にレクリエーションに力を入れている施設が多いのがデイサービス(通所介護)。レクリエーションの役割や種類、実際の様子などを前後編でご紹介します。

デイサービスにおけるレクリエーションの役割 

風船バレーやクイズ、アクセサリー作りなど、デイサービスでは日々、レクリエーションが行われています。

では、レクリエーションはどんな目的で実施するのでしょうか?人と一緒に、ワイワイ楽しい時間を過ごすことも大切な目的です。ほかにも、頭や体を使うことで衰えがちな心身機能を維持・向上させたり、他の利用者やスタッフとの交流など重要な目的を果たしています。

レクの種類と効果 

レクリエーションには大人数で盛り上がるレクもあれば、ひとりで集中して取り組むタイプのレクもあります。

・脳トレ型

簡単なクイズやしりとりは、考えることで自然と脳を使います。脳を刺激することで、認知機能の低下を防ぐことが期待されています。正解を出すことが目的ではないので、利用者に過度なプレッシャーを与えないような配慮も求められます。

・運動型

輪投げや風船バレーなどゲーム感覚で楽しみながら体を動かします。手を挙げたり、立ち上がったり、無理のない範囲で運動することで運動不足の解消に。ほどよい運動は生活リズムの改善にも役立ちます。

・創作型

簡単な料理をつくったり、折り紙、絵葉書など工作を楽しみます。指先を使ったり、作業に集中し、脳を使うことで認知症予防の効果も期待されています。

・リフレッシュ型

なじみのある歌をみんなで歌ったり、音楽などを通してリフレッシュを図ります。慣れない場所に対する緊張や不安などを解消し、ストレスを軽くする効果もあります。

レクリエーションで鍛えられる介護スタッフのスキル

安全を確保し、楽しいレクリエーションを提供するためには企画力や入念な準備、当日の進行力などが欠かせません。介護スキルのひとつとして捉えられ、レクリエーションに関する民間の資格もあります。

レクリエーションを円滑に進行するポイントをみていきましょう。

・ルールや手順の説明は丁寧に

話の理解力や聴力が衰えている利用者もいるので、ゆっくり、わかりやすく説明することが大切です。スタッフがわざと失敗例を見せたりすると笑いも起き、緊張もやわらぐでしょう。

・積極的に声をかける

やり方を理解できなかったけれど、質問できずにいる利用者もいるかもしれません。とまどっている様子があればスタッフから積極的に声をかけましょう。

・安全面の確保

高齢者は身体能力やとっさの判断力が衰えているため、高齢者の目線に立つことが大事です。参加する利用者の情報をスタッフが共有し、安全性を確保したスペースや進行方法のもと、レクリエーションを行いましょう。

利用者が笑顔で楽しめるレクリエーションはデイサービスのスタッフの腕の見せどころでもあります。民家を改装した小規模デイサービス「だんらんの家」でもレクリエーションに力を入れています。

後編では、だんらんの家で人気のレクをご紹介!興味がある方は採用ページもチェックしてくださいね。

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