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休みが取りやすい介護現場ってどんなところ?有給取得率からみえる職場環境の違いとは

働きやすい介護現場の目安のひとつに、有給休暇取得率が挙げられます。厚生労働省が公表している報告書における“介護現場における年休の取得状況等”のデータを参考に、介護業界で従業員が有給休暇を取得しやすい職場環境を探っていきます。

主任・リーダークラスの有給休暇取得率が高い事業所の取組み

厚生労働省の報告書によると、直近1年間での無期契約労働者の有給休暇取得率(1人当たり)は、主任・リーダークラスでもっとも多かった回答が「20%以下」と、有給休暇を十分に取得できていない状況がみえてきます。

主任・リーダークラスの有給休暇取得率が高い事業所が行っている取組みの上位3つは以下です。

・時間単位や半日単位等による有給休暇取得制度の設定(44.8%)、
・処遇改善や働きやすい環境の整備、採用活動等による人材の確保(42.9%)
・身近な上司等からの年次有給休暇取得推進の声かけ(34.3%)

時間や半日単位で有給休暇が取得できる制度を取り入れ、従業員が柔軟に有給休暇を活用できる環境が整備されているようです。

主任・リーダークラスの有給休暇取得率が6割超の事業所と、2割以下の事業所を比較すると

「身近な上司等からの年次有給休暇取得推進の声かけ」
「情報共有や複数担当制等による業務の属人化の解消」

の項目で、取組み状況に差が出る結果になりました。
制度を整えるだけでなく、休みをとりやすい雰囲気づくりができているか、業務の“見える化”を進め、ひとりの従業員の休暇によって業務が滞ることがないような体制を整えているかが、有給休暇の取得率に高さにつながっているようです。

有給休暇が取得しづらい職場の傾向

有給休暇の取得が少ない従業員がいる理由で多く挙がった回答が以下です。

・従業員が不足しているから(44.8%)
・従業員の急な欠勤等により、一時的に業務量が増えるから(28.1%)
・(従業員が)年次有給休暇を積極的に取得しようとする意識が低いから(20.6%)

もっとも多い理由は従業員の不足です。介護業界で長く課題となっている人材不足により、ひとりの従業員が担う業務が増加し、休みをとる余裕がないと感じている従業員が多いようです。

「従業員の急な欠勤により、一時的に業務量が増えるから」という回答からは、従業員が定着しづらい環境である様子もうかがえます。

ほかにも、「利用者の状態変化などによる突発的な業務が生じやすいから」や「部署間やチーム間、従業員間の業務配分にムラがある」という回答も一定数挙がっています。

有給休暇が取得しやすい介護サービスを選ぶのもポイント

このように有給休暇の取得状況からは職場の雰囲気や活用しやすい制度の有無、従業員同士のサポートの度合いなどがみえてきます。

必要なときに柔軟に休みがとりやすい職場環境によって従業員の働きやすさや満足度が向上し、介護サービスの質の向上にもつながることでしょう。

また、ワークライフバランスを重視した働き方を求める場合は、有給休暇が取得しやすい介護サービスを選択することも重要です。

基本的に朝から夕方までの勤務となるデイサービス(地域密着型通所介護)では、職員の勤務スケジュールも比較的調整しやすく、比較的、有給休暇が取得しやすい職場のひとつです。

一日の最大利用定員が10名の小規模デイサービス「だんらんの家」は全国各地(東京、千葉、埼玉、神奈川、山梨、栃木、福島、新潟、静岡、愛知、岐阜、石川、大阪、滋賀、兵庫、奈良、三重、岡山、長崎、福岡、大分/24年4月時点)にあります。

各事業所では介護職員、生活相談員、機能訓練指導員、施設管理者、送迎ドライバーなどの正社員およびパートの職員を募集しています。詳細については「だんらんの家」の公式ホームページをご覧ください。

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