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介護の転職活動をするなら要チェック!介護現場で進むICT化 前編

日常生活でも身近な存在になってきたICT(情報通信技術)。たとえば、電車やバスに乗るときにタッチする交通系ICカードもICT活用のひとつです。切符を買ったり、財布からコインを取り出していた時代から考えるととても便利になりました。

アナログだった介護業界でも、ICT活用の動きが広がっています。たとえば、手書きだった書類作成もICTの力で効率化できれば、介護現場でのスタッフの負担が減り、働きやすい職場になっていきます。

介護職の転職を考えている方は転職活動で情報収集する際、雇用条件の確認に加えて、応募先の介護施設が日々の業務でICTを取り入れ効率化をはかっているかもぜひチェックしてみましょう。

ICTって何?

「そもそもICTって何のこと?」と思われる人も多いのではないでしょうか。ICT とは「Information and Communication Technology(インフォメーション コミュニケーション テクノロジー)」を省略したもので「情報通信技術」を指します。

「私はアナログなので…」という人も、すでに生活で使っている場面は多いはず。スマートフォンをはじめ、銀行のATMやネットショッピング、交通系ICカードなどもICTを活用したものです。

いまだアナログ作業が多い 介護現場

介護の仕事では契約書や計画書のほか、利用者様ごとの介護記録など多くの書類作成業務があります。ひとりひとりの利用者様のバイタルチェックや食事や水分の摂取量、入浴の時間、職員間で共有しておくべき注意点など細かく記録しています。

他業界に比べ、いまだ紙ベースのやりとりも多く、記入も手書きという事業所も少なくないでしょう。手書きの場合、時間もかかるうえ、記入者の介護経験値や性格などによって情報量や内容にバラつきが出る場合もあります。

介護現場でICT化が進む背景

介護人材を十分に確保できていない事業所もあるなか介護現場での事務作業の負担を減らし、介護サービスに集中できる環境づくりは大事。介護に携わるスタッフのワークライフバランスを保つためにも、介護現場でのICTの重要性は高まっています。

公益財団法人介護労働安定センターが令和 3 年度に実施した「介護労働実態調査」でICT機器の活用状況を聞いたところ 「パソコンで利用者情報(ケアプラン、介護記録等)を共有している」と回答した事業所は 52.8%。前年の50.4%を上回り、緩やかではあるものの介護業界でのICT活用は進んでいるようです。

デイサービス「だんらんの家」もICT化を推進

全国に事情所がある小規模デイサービス「だんらんの家」でも、事務作業の効率化が課題となっていました。

一日最大10名までの利用者様をお迎えし、ひとりひとりの個性を尊重した介護サービスを大事にしているため、利用者様と向き合う時間により集中したい、という想いがありました。

また、働くスタッフにとってもルーティンの事務作業に必要以上に時間を取られないことは大切です。レクリエーションやイベントの企画を提案したり、毎月定例の研修に参加してスキルアップする時間を十分に確保できれば、質の高い介護サービスにつながっていきます。

そこで、だんらんの家では地域密着型通所介護に特化した記録・請求システムを導入。その日の勤務スタッフ、利用者様、スケジュールなどがタブレット上で一目で確認できるように。また、介護保険請求業務にかかる時間も大幅に削減することができ、現場スタッフにも喜ばれています。

介護現場で進むICT化の後編では、介護施設で実施されているICT化の具体的な内容などをお伝えします。

小規模デイサービス「だんらんの家」は民家を改装したアットホームな空間でおもてなしの心を大事にした介護サービスを提供しています。

介護職員や生活相談員、機能訓練指導員として働きたい方、デイサービス(地域密着型通所介護)の仕事に興味がある方はぜひこちらをご覧ください。

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